13カ月と13週と13日と満月の夜
アレックス・シアラー 著 金原瑞人 訳
この本と出会ったのは、3年前くらい。
あるイベントに参加した時のこと。
たまたま隣に座られた方が、ある本屋さんの店長さんでした。
本好きの私は、たわいのない会話の中で質問をしてみました。
「今、○○さんのおすすめの本は何ですか?」と。
その時の答えがこの本でした。
ちょっと長いタイトルに、
「すみません、もう一度お願いします(苦笑)」と、
あわててメモを取ったのでした。
翌日、すぐにメルカリで検索し、購入。
おすすめしてくれた店長さんは、
本の内容については全く情報なし。
ただ、児童書だということだけ。
何の先入観もなく読み始めてみましたが、
あっという間に本の中の世界に入り込んでしまいました。
ファンタジーでもあり、ちょっとリアルな感じもあり、
ぷっ と笑いがこみ上げたり、ハラハラドキドキしてみたり。。。
気づけば、
主人公の女の子のそばに自分が立っていて、
「がんばれ~」って、応援している感覚になっていました。
大人になった今、
この本を読んで気づくことがたくさんあります。
きっと、作者のアレックス・シアラーさんは、
子どもたちだけでなく、
大人の人たちにこそ、
この本を読んでもらいたかったのでは。。
たくさんのメッセージをこめて。
難しい本を読むのもいいけれど、
たまには童心にかえって、
思いっきり本の世界に入り込み、
ワクワクドキドキを味わってみるのもいいですね。
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