サンタクロースっているんでしょうか?
中村妙子 訳 東逸子 絵 偕成社
もうすぐクリスマス。
この時期になると、
大人も子どももワクワクした気持ちになります。
そして、
子どもたちからは、こんな質問が聞こえてきます。
「サンタクロースって本当にいるの?」
子どもが小さい頃は、
疑うことなくサンタクロースの存在を信じていますが、
成長していくにつれ、
周りの人たちの言葉や、
いろんな情報に触れるうちに、
だんだんとサンタクロースの存在に疑問を感じるようになってきます。
そこで、
疑問を解決すべく、
大人(パパやママ、おじいちゃん、おばあちゃん、先生など)に、
直球質問を投げかけてくるのです。(笑)
みなさんは、
子どもからこんな質問を投げかけられたら何と答えますか?
実は、
8歳の少女の質問に、
ある新聞社の記者が愛情こもったお返事をだしました。
これは、
今から100年以上も前に、
アメリカで実際にあったお話で、
1897年、アメリカのニューヨーク・サン新聞の社説でとりあげ、
お返事したものです。
今でも世界中の人々に愛読されている名著。
私たちは、
『サンタクロース=夜中に枕元にプレゼントを置く人』
つまり、それはパパかママ。
だから、サンタクロースはいない?
という思考回路になってはいませんか?
子どもの世界は無限です。
大人は現実をたくさん見てきました。
だから、
大人にはかえって見えなくなってしまったものもあります。
目に見える現実とは別の次元で、
私たち大人も、
もう一度、
子どものようなpureな心の目を
取り戻しましょう。。。。。
心あたたまる一冊、ぜひどうぞ♡
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