日本の文化
秋です。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、
そして芸術の秋。
他にも、
秋から連想されることはいろいろありますが、
今日は『芸術の秋』について。。。
芸術と言っても幅広く、
ジャンルも多岐にわたるし、
さらに、
作品をつくる側だったり、
鑑賞する側だったりと、
立場もいろいろ。
私は、、というと、
どうも創作活動は苦手で、
鑑賞する側が多いです(苦笑)が、
唯一、
『自分の手で表現できるもの』として、
続けられていることがあります。
それは、
『生け花』です。
習い始めて、20年くらい。
月に1度ののんびりペースですが。。。
20年経っても、
お花の名前をなかなか覚えられず、
知識も技術もまだまだ学ぶことがたくさんありますが、
お花に触れ、
日本の文化に触れていると、
心がす~っと穏やかになっていくのを感じます。
久しぶりに。。
生け花のお稽古等も、
近年の社会状況の影響で、
仲間と集まることが難しくなっていましたが、
対策を取りながら、
少しずつイベントも催されるようになってきました。
昨年は中止されていたイベントが、
今年はようやく実施され、
久しぶりに足を運ぶことに。
『生け花』の勉強会。
さまざまな花材を使い、
いろいろな技法を学び、
さらに、
日本の歴史にも触れる。
密を避けながら、
多くを語り合うこともできない中、
参加されていた方々の真剣なまなざしは、
日本の文化である『生け花』を楽しむという、
共通の熱い思いがあふれていました。
老若男女
私の『生け花』の先生はまだお若いですが、
見渡した感じ、
ご高齢の方が多かったようです。
たまたま会場に若い方が少なかったのかもしれませんが。。。
最近は、
学校でも『生け花クラブ』があり、
学生さんや、子どもたちも、
『生け花』を楽しんでいるようですね。
老若男女、
すべての人が味わえる日本の文化。
花に触れ、
自然を感じ、
自分の内面とも向き合いながら、
自分を表現していく。
日本の歴史に思いをはせ、
伝統と文化をつないでいく。
先進技術と文明の進歩により、
便利さ、速さ、が追及されがちな現代において、
忘れがちなもの。
ときにはゆったり、
『生け花』のように、
静かに心を落ち着ける時間をもってみてはどうでしょう。。。
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