子どもを育てるということ
大昔より、
人間だけでなく、
全ての哺乳類が、
子どもを産み、育ててきました。
育て方に違いはあれど、
子育ての最終的な目標は、
『親がいなくなっても社会で生きていけるようにすること』だと思います。
それは、
『財産を残してあげる』というようなことではなく、
子ども自身の『生きる力をつける』ということ。
では、『生きる力』って、どういうことでしょう。。
いろんな価値観があるので、
一言で表現するには難しいですね。
お勉強ができて、いい学校に入り、いい仕事につくこと?(何を基準にいいというかはわかりませんが)
それも一つの価値観。
強くたくましく、他人の力を借りることなく生きていけるのも『生きる力』だし、
自分のことを理解し、上手に周囲の力を借りながら生きていけるのも『生きる力』だと思います。
どんな生き方であれ、
自分の中に筋の通った軸を持ち、それでいて、何事にもしなやかに順応できれば、
『生きる力』につながるのではないのかなぁと思うのです。
じゃあ、親はどう子育てすればいいのでしょう。。
難しい問題です。
それがわからないから、
多くの親は悩むんですよね(^_^;)
だから、
いろんな子育て本があるし、
講演会があったりする。。。
わが子に立派な大人になって欲しいと願うのはみな同じ。
そのために親も一生懸命頑張っているのですから。
親の学び
私も、昔は子育てを一生懸命頑張った親の一人です。
当時は、
学校のPTA主催の講演会に参加する機会が多く、
たくさんの講師の方々との出会いと学びがありました。
そのたびに、
学んだことや心に残った言葉など、
ノートに記録をしてました。
そして、
子どもが成人となった今でもずっと保管し続けていたのです。
が、、、、
先日、
ついに断捨離しました(*^_^*)
(詳しくは、前回の記事をご参照ください)
もちろん、
その前にひと通り目を通し、
あらためて、再確認をしたのちに。。。
その中で、
今読んでも、『やっぱりこの言葉素敵だな』と思った言葉があったので、
いくつかご紹介しますね。
みなさんの子育ての参考になれば嬉しいです。
子育てのヒント集
注:いろんな講師の先生方から聞いた言葉の記録で、言葉の出典(発言された先生のお名前)は不明です。ご了承ください。
★子どもの姿を、親の理想や価値観ではかると、子どもの心=気質 が見えなくなる。
★わが子の話を、最後まで聴ける親になる。(仕事の手を休めて)・・助言しない。「どうしたらいい?」と聞かれたらはじめて助言する。
★人間はタフでなければ生きられない。優しくなければ生きる資格はない。
★優しいことは強いこと。強いことは優しいこと。・・・どれだけ自分と闘っているか。自分と闘って初めて他人の痛みがわかる。
★変えられることを変える勇気。変えられないことを受け入れる心の静けさ。この両者を見分ける。
★この世の中に雑用はない。用を雑にするとき「雑用」が生ずる。
★どこに行っても自分で生きていける自信を持った人に育てる・・・生活習慣の自立
★社会の中で他人の中で生きられる人・・・まずは、母親がいろんな人と出会うこと。
★凡事徹底・・・あたりまえのことをきちんとやること。
★家庭の中に、世代境界をしっかりもつ・・・大人の世界と子どもの世界の区別
★感じ方(感覚)
★ものを見る目・・・なぜ?どうして?と疑問がでてくる。違いに気づくようになる。
★考え方…*いろいろな方法、考え方があることを教える。その中で、決めるのは子ども。(命令してはいけない)
*自分の考えを表現できる力を育てる。
*平等の考え方・・・5人に対し3個のみかん。(子どもたちがどのように分けるか・・小さい子への配慮や、目上の子への配慮など)
人として
いかがですか?
こうして見てみると、
子育てというより、
大人の自分のためにも、生きるヒントになりそうな言葉がたくさんありますよね。
結局、
親が子どもを育ててるようで、
子どもを育てながら、親自身も一生学び続けるんだなと思います。
親も、子どもという存在から育てられているのでしょうね。
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