入浴剤

入浴剤の豆知識

日本浴用剤工業会のホームページより抜粋します。

(恥ずかしながら、

こんな団体があることを今回初めて知りました)

入浴剤の効果とは、

『入浴そのものによって得られる

温浴効果(身体を温める、痛みを和らげる、等)と

清浄効果(汚れを落とす、皮膚を清浄にする、等)を

高めること』とあります。

そして、成分によっていろいろなタイプがあります。

無機塩類系入浴剤

(硫酸ナトリウムや硫酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウムなどを主成分)

特徴は、

皮膚の表面に膜をつくることで、

身体の熱の拡散を防ぐので、

入浴後の保温効果が高く湯冷めしにくいことだそうです。

また、

皮下組織の修復作用などで、

あせも、ひび、あかぎれなどの予防にも効果があります。

さらに炭酸水素ナトリウム(重曹)は、

石けんと同じように清浄効果もあるそうです。

各地の温泉地名のついた商品は、

これに分類されます。

2、炭酸ガス系入浴剤

(炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどと、コハク酸やフマル酸などを組み合わせたもの)

特徴は、

炭酸ガスの血管拡張作用です。

血管が拡がることで、

血流量が増え、

全身の新陳代謝が促進され、

疲れや痛みなどが緩和します。

温まった血液が全身を流れ身体の芯まで温まるのです。

ちなみに、

皮膚から吸収された炭酸ガスは、

肺から呼吸によって体外へ出されるので、

身体の中に蓄積することはないそうです。

3、薬用植物系入浴剤

(生薬をそのまま刻んだもの、生薬のエキスを取り出して他の成分と組み合わせたものなど)

特徴は、

生薬に含まれている成分の働きと、

独特な香りの働きです。

生薬は長い歴史の中から生まれ、

その効果は、

医療薬として、

日本だけでなく、欧米でも研究が進んでいます。

香りについても、

研究され、

リラックス効果が解明されてきているそうです。

4、酵素系入浴剤

(蛋白質分解酵素やパパインなどの酵素を配合したもので、

無機塩類と組み合わせることが多い)

酵素は、

生物の体の中で作られ、

蛋白質や脂肪などを分解して消化や洗浄を助ける効果があります。

入浴剤に配合することで、

皮膚に無理な刺激を与えず

清浄にすることで入浴効果を高める目的のようです。

5、清涼系入浴剤

(l-メントール、炭酸水素ナトリウムなどを配合したもの)

特徴は、冷感やサッパリ感

6、スキンケア系入浴剤

(セラミド、米胚芽油、スクワラン、ホホバ油、植物エキスなどの保湿成分を主に配合したもの)

特徴は、

保湿成分が入浴中に皮膚に吸着浸透しスキンケアを行い、

入浴後のお肌のしっとりすべすべ感です。

以上のように、

入浴剤と言ってもいろんな種類があるんですね。

今までそこまで深く気にすることなく選んでいました(お恥ずかしい)。

なかなか勉強になり面白かったです。

私なりの効果

一般論はさておき、

私なりの入浴剤の効果は、

お湯だけだと、

『お湯が硬い』というか、

なんと表現していいかわからないけど、

それが、

入浴剤を入れると、

『お湯が軟らかくなる』感じ。

ん~。。。。この感じ、うまく伝わってるかしら。。(笑)

それに加え、

色や香りも楽しませてくれて、

リラックスしないわけがない。。。。。

どれにする?

お店に行くと、

ほんとうにたくさんの入浴剤が売られていますね。

迷いますね。。。

正直、どれがいいのかは使ってみないとわからない。

使ってみて、

気に入ればまた購入。

ときどき新しいものにもチャレンジしたり。

私の今のお気に入り商品はコレ。

無印良品の入浴剤です。

香りはいくつか種類があるので、

そのときの気分で変えたりしています。

ラベンダー、ゆず、ミルク、レモングラスの香りがあります。

写真は、380グラム入りで、計量スプーン付き。

他にも30グラム入りの分包タイプもあるので、

まずはそちらで試してみるのもいいかもしれません。

私はまだ使ったことないですが、

タブレットタイプの、

薬用炭酸入浴剤もあって、

カモミールの香りとローズマリーの香り。

これも私的にはかなり気になっています。。。

そして、

洗面所(脱衣所)のインテリアとしてもお気に入りのものがコレ。

Franc francのバスソルト。

入浴剤とバスソルト、

ちょっと違うけれど(厳密な違いはわかってません。。。)(苦笑)

湯船に入れるということは同じなので、

今回は同じくくりにしちゃいました。

見た目のパッケージもかわいいし、

バラの花びらが入っていて気分が上がります。

もちろん、

バラの香りも楽しめますよ。

お湯の中にバラの花びらが拡がり、

『あとの掃除が大変』という方、

ご心配無用!!

そういう方のために、

ちゃんとネットが付いております。

ネットに入れて湯船にポン!

豪華さ、華やかさはちょっと下がるけど、

お風呂上りにはネットを取るだけ手間いらず。

お湯の中に散りばめても良し、

ネットに入れてコンパクトにしても良し、

お好みで使い分けです。

さらに、

お気に入り入浴剤3つ目はコレ。

娘からのプレゼントでいただいたものですが、

何といっても香りがいい!!

とても贅沢な気分になり、

疲れも取れるお気に入りの品。

これは、

プレゼント品ということもあり、

自分へのご褒美として、

特別な日用にしてあります。

残り2個になったので、

次はいつ使おうか思案中です(笑)

いろんな楽しみ方

今回、

私の愛用入浴剤をご紹介しようと、

思い立ったこの記事ですが、

調べて見るといろんなことがわかって、

ますますお風呂が楽しみになりました。

入浴剤って、

なくても困らないけれど、

使えば身体も心も豊かになれる。

そんなに高価なものでもないし、

使うことで毎日ハッピーに過ごせる活力になるのなら、

それは、

自分に対する立派な投資。

効能で選んでも良し、

香りで選んでも良し、

見た目で選んでも良し、

いろんな楽しみ方でお風呂生活をenjoyしましょう!

今は、

行きたいところににもなかなか行けない状態ですが、

いろんな温泉地の入浴剤で、

気分だけでも日本全国の温泉旅行。

目をつぶってリラックスすれば、

もうそこは行きたかったあの温泉なのですから。。。

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