五十の手習い

今ここを大切に~Nature~

人生100年。。

『五十の手習い』という言葉があります。

むかしむかし、

まだ人生50年と言われていた頃、

人生の終わりに近づいてもなお学ぼうとする姿勢、

新しいことにチャレンジする心を例えた言葉。

今は、

人生100年時代。

むかしむかしに比べたら、

2倍の人生を楽しめるようになりました。

言葉の意味からすると、

ちょっと違ってくるけれど、

50代の私には、

いろんな挑戦はまさに『五十の手習い』。

人生の終わりにはまだ近づいてないと思うけど(思いたい(笑))、

若い時と比べると、

なかなか思うように

頭と体が動いてくれません。。。

ああ、悲しいかな。。。

それでも、

やりたいことはいっぱいあって、

というか、

できるようになりたいことがいっぱいある。

だから、

なかなか覚えられなくても、

身体の疲れがとれなくても、

ちょっとずつ自分のペースで頑張ってます。

できるようになりたい。。。

子どもの頃、

学生の頃、

昔はさほど思わなかったことが、

大人になり、

いろんな経験を積むなかで、

むくむくと膨れ上がってきた思いがあります。

そう、それは英会話。

これまで出会った外国の人たち。

単語やジェスチャーで、

なんとなくコミュニケーションとってきたけど、

自分の思いや考えを伝えるレベルには程遠く、

せっかくの出会いを、

無駄にしてしまった気がするのです。

言葉がすべてではないけれど、

話せないより話せた方が、

もっと充実した人間関係が築けたかもしれない。。

そう思うと、

英会話への憧れというか、

話せるようになりたい気持ちが、

どんどん膨れ上がっているのです。

勇気を出して、お金も出して

これまでも、

英会話の勉強はやってました。

CD聴いたり、

本を読んだり、

アプリを使って学んだり、

YouTube観たり、

オンラインのセミナーを受けたりと、

いろんな方法でやってみました。

みんなそれなりに成果はあって、

やらないよりは、

もちろんやってよかった。

でも、

何だろう。。。

一人でやってると、

張り合いがないというか、

インプットの方が多くて、

どうしてもアウトプットが少ない。

自分の学びの成果を実感しにくいし、

評価もしにくい。

やっぱり、

リアルに誰かと話す機会を作ったほうが、

モチベーションも上がるし、

楽しいんじゃないか。。。と思ったわけです。

以前、

オンライン対面レッスンの無料体験をしたことがありました。

やっぱりあれは楽しかった(笑)

その時は、

日本人の先生で、

ハードルが低くて受講しやすかったけど、

反面、

甘えが出てしまい、

つい日本語で喋ってしまうことも。。

なので、

勇気を出して、

今回はしっかりお金も出して、

外国人の先生と、

リアルに話せるオンラインレッスンを受けることに決めました!!

Oh my god! Oh my gosh!

レッスンを受けていると、

(ちなみに、先生は日本語話せないので英語のみです)

自分のリスニング力の無さにがっかりします。。。(悲)

私のレベルに合わせ、

先生はかなりゆっくり話してくれてるはず。

それでも、

ポカァ~ン。。としている私に、

思わず出た先生の一言。

Oh my god!  Oh my gosh!

これすらも、

どっちを言ったのか聴き取れなかった。。。(苦笑)

たぶん、

Oh my god!   かな。。(笑)

先生もびっくりの私のリスニング力。

単語力もないし、

フレーズもあまり知らず、

何より単語と単語がつながった発音に慣れてない。

1文なら聞き取れても、

2文3文とか、長い文章になると、

集中力が持たず、

途中から頭と耳が聴くことを放棄してしまいます(苦笑)

そんな私にも、

先生は優しく付き合ってくれるのでした。。。

弱いところ

レッスンは、

テキストを使いながら、

いろんな日常生活の場面に合わせ、

会話の練習をしていきます。

ときには、

自分の考えや意見を言わないといけないことも。。

私はどうもそれが苦手。

問題を解くのは好きだけど、

新しいアイデアを出したり、

自分の意見を述べることは苦手なのだと気づきました。

Yes や No だけでなく、

自分の考えを言う。

そういえば、

日本語でも普段からあまり物事を深く考えることをしていないのかも。。。

先日のレッスンで、

すぐ「I don’t know」という私に、

ついに先生から『I don’t know禁止令』がでました。(苦笑)

『何でもいいから自分の意見を言いなさい』と。。。

慣れてないとはいえ、

日本語なら、なんとか意見もしぼり出すけど、

話せない英語で、苦手な意見を言うというダブルハードルに、

つい楽な道に逃げてしまった『I don’t know』。

さすが先生、すっかりお見通しでした。。。

苦手なことから逃げたくなる私の癖で弱い部分。

英語を話せるようになりたくてレッスンを受けているのに、

英語を話すことから逃げようとしている自分。

気持ちと行動が矛盾してる。。。。

できない、うまく話せないのが恥ずかしい?

できない自分が嫌?

間違って笑われるより、わからないと逃げるほうがいい?

自分の中のいろんな無意識が働きます。

結局私は、

いいかっこしたがりなのかも。。。

そんな自分の弱さにも向き合いつつ、

遠く離れた異国の先生には、

できない自分をさらけだして、

五十の手習い、

日々精進していきたいと思います。

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