キヌアとは。。
キヌアって、知っていますか?
実は、国連も認めるスーパーフード。
国連は、2013年を『国際キヌア年』と宣言しました。
キヌアは、
南米で古くから栽培されてきた雑穀。
高い栄養価と、
栽培が容易なことなどから、
世界の食料安全保障と飢餓の解消に大きな役割を果たすことが期待されています。
栽培できる気温の範囲が広く、
干ばつや高塩分濃度にも強く、
高地でも低地でも栽培可能で、生産コストも低い。
また、
最近の健康食のイメージ(全粒の状態で食べられる、グルテンを含まない、フェアトレードで取引される、有機栽培である)と合致しており、
ここ数年で、キヌアの生産はアンデス高地の低い所得収入を増大させています。
NASAからも理想の穀物として評価されています。
キヌアの栄養
では、実際に、
キヌアを食べると私たちの身体にはどんなメリットがあるのでしょうか。。。
キヌアは、必須アミノ酸を網羅し、
ミネラルに富み、
タンパク質を多く含みます。
穀物よりも消化されやすく、
抗生作用や抗真菌性もあります。
(参考:世界の農林水産)
キヌア100グラム当たりの栄養成分は、
★エネルギー:345kcal
★タンパク質:11.6g
★脂質:4.9g
★炭水化物:67.8g(糖質:59.4g 食物繊維:8.4g)
★ナトリウム:2.5g
(食品分析開発センター値より)
食物繊維を多く含んでいるので、
便秘対策としてもうれしいですね。
また、
カリウム、カルシウム、葉酸も多く含んでおり、
血圧を下げたり、
骨密度を増加したり、
神経興奮の抑制、
細胞を作るDNAの合成に関わったりと、
重要な役割に関わる栄養素を多く含んだまさにスーパーフードなんです。
どうやって食べる?
キヌアは、
ご飯と一緒に炊いたり、
スープに入れたりして食べるのが簡単でおススメです。
サラダにトッピングして食べることもできますが、
その際は、
たっぷりのお湯で10~15分茹でて、芯がなくなったらOK。
スーパーフードと言われるキヌアですが、
摂り過ぎると、
お腹が張ってしまう原因に。
一日の目安量は20gと言われていますので、
摂り過ぎには注意しましょう。
まとめ
スーパーフードのキヌア。
以前ご紹介したチアシードと似ているかもしれませんね。
ゴマのような感覚で、プチプチとした食感。
食べるとお腹が膨らみ、満腹感が得られ、ダイエットに最適。
トッピングなど手軽に食べられる。
栄養価抜群!!
また、
私たちがキヌアを購入して食べることで、
私たち自身にも良し、
生産者の生活も支えられて良し、
そして社会もうまくいくならば、
三方良し。
少しでも多くの人に知ってもらい、
キヌアが広まっていったらいいなぁと思います。
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