年賀状

毎年恒例

毎年、

私は年賀状を書きます。

幼いころから、

元旦の朝にポストに届く年賀状が、

新しい一年の始まりの楽しみの一つでした。

だから、

小学生の頃から、

毎年誰かに年賀状を書いています。

進化(?)する年賀状

小学生、中学生、高校生の頃は、

まだパソコンというものがなく、

当然のことながら、

1枚1枚手書きでした。

絵は苦手だったけれど、

それでもカラフルなペンをたくさん使って、

1枚1枚心を込めて一生懸命書いていたものです。

まだ交友関係も狭く、

ほんとうに大切な友達にだけ書いていたから、

できたのでしょうか。。。。。

大学生になり、

そして大人になり、

『年賀状に写真を取り込む』

という技ができるようになりました。

まだまだ自分でやるにはハードルが高かったので、

デジカメで撮った写真を、

写真屋さんにお願いして、

あらかじめ決められた文章と一緒に印刷してもらう

という、

お金を払って年賀状を作ってもらうというスタイルになりました。

写真を入れなくても、

印刷屋さんに頼めば、

いろんなパターンの年賀状がきれいに仕上がってきます。

表の宛名書きと、

個別のメッセージを少し書き加えるだけで、

何十枚という年賀状が簡単に出来上がりました。

さらに、

パソコンというとても便利なものが、

どこの家庭にも当たり前に存在するようになり、

年賀状も、

パソコンを使って書けるようになりました。

ソフトを使えば、

簡単に、

立派な年賀状の出来上がり。

しかも、

入力しておけば宛名も自動で書いてくれる。

自宅で印刷までできるのだから、

何十枚どころか、

何百枚だってできるようになりました。

さらにさらに、

今は。。。

先日同僚が教えてくれました。。

パソコンではなく、

今はアプリの時代。

アプリで簡単に年賀状が作れるそうです。

恐るべし、スマホのちから。。。

原点に戻って。。。

世の中の年賀状事情は、

どんどん進化していますが、

私は進化の歩みを止めました。

5年位前から、

原点に戻り、

1枚1枚手書きしています。

きっかけは筆文字。

私が尊敬している方々って、

みなさん筆で字を書かれるんです。

ちょっとしたお手紙だったり、

メッセージだったり、

サインだったり。。。

字の上手下手とか関係なく、

すごくかっこいい。

お習字のきれいな文字ももちろん素晴らしいけれど、

その人の個性あふれる筆の文字に、

『私も書きたい!!』

と、チャレンジし始めたのでした。

筆ペン1本、

絵ごごろはありません。。。(笑)

文字だけ、黒だけ、

最初はなんとも地味な年賀状でした。。。

それでも、

干支の絵でも書いてみようと、

無料イラスト集から、

私でも書けそうなものを選び、

真似て書いてみたり、

カラーの筆ペンで、

ちょっと色付けしてみたりと、

自分なりのオリジナル年賀状を書いています。

書きながら、

相手の顔を浮かべ、

『今頃どうしてるのかな?』

と、思いをはせ、

自分の近況も伝えたりと、

昔のように1枚1枚心を込めて。。。

毎年くりかえす反省

そんな私の年賀状事情。

当然のことですが、

時間がかかります。

11月の終わりくらいから、

『そろそろ年賀状だなぁ』

と思いながら、

毎年気が付けば12月下旬。。。

そう、

今年も気づけば12月30日。

まだ書けてません。。。。

今日中にはポストに入れたい。。。

仕事がオフなので、

一日ハマって仕上げます。

いろんな価値観

そもそも年賀状自体、

書かない人も増えているようです。

今はラインやSNSなど、

いろんなツールがあり、

紙の媒体以外の選択肢がたくさんあります。

その人の価値観、生活などにより、

何を必要として、

何を優先するかは違います。

私は、年賀状が好きです。

(もらって迷惑な方がいたらごめんなさい。。。)

なかには、

年1回の年賀状だけのお付き合いの人もいます。

この歳になると、

若いころの仲間で、

遠くに離れてしまい会えない人がいます。

当時はスマホもなく、

わかるのは住所だけ。

わざわざ手紙を書くほどの変化があるわけでもない。

でも、

お互い、

『元気にやってるよ』

って、伝えたい。。。

そんな時、年賀状の存在って、ありがたい

20年以上会ってなくても、

書きながら、

気持ちは当時に戻れるし、

ずっと会ってる感覚になれる。

遠い相手の頑張りや、近況を知り、

自分も勇気をもらえる。

だから私は、

これからも年賀状を書いていきたいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました