穂高 唯希 著 KADOKAWA
FIREとは
ここ数年、
FIREという言葉をよく耳にするようになりました。
ちなみに、『火』の方の意味ではありません。。(^-^;
FIREとは、
Financial Independence Retire Early の略で、
『経済的自立』と『早期リタイア』を意味します。
これまで、
定年(60歳?)まで働き続けて収入を得る
という人生設計が主流でしたが、
そうではない生き方がある。
定年を待たずして、
これまで勤めていた仕事をやめ、
なおかつ金銭面には不自由しない。
そんな生き方の選択肢。
毎日毎日仕事に追われてる人にとっては、
ちょっと憧れる生き方ですね。
悔いなく生きる
この本は、
30歳でFIREを達成し、
日本版FIRE第一人者といわれる著者が、
本当の意味のFIREとは何か、
そして、
そのための思考法について書かれてます。
『FIREとは、早期退職してはたらかないことではない。経済と精神の自立を得て、自由で主体的な人生を描くこと』
経済的なことだけでなく、
自分と周囲を豊かにし、
悔いなく生きるためのヒントが、
たくさんつまった人生の参考書。
ちょっと自分には真似できないな
と思うところもありますが、
思考法はとても参考になります。
主体性
情報や雑音にあふれるこの世界に、
必要なのは『主体性』と著者は言います。
あふれる情報の中で、
流されることなく自分の頭で考えること。
不要な情報を遮断し、
自分本来の心の声を聴くこと。
他人との関りや、目標に対する思考法、
そして、
常識や価値観といった、
私たちが生きていくうえで、
必ずと言っていいほどやってくる悩みの種に、
主体的に関わるとはどういうことなのか。。。
具体的な方法がわかりやすく書かれています。
FIREを達成した経験者が、
実際に経済・精神の自由を手に入れた主体的思考法、
一見の価値あり!!
もちろん、
投資関連のことも詳しく書かれていて、
勉強になります。
真似できないこともありますが。。。(給与の8割を投資にまわしたらしい(@_@))
自分の人生
人それぞれ、
人生の理想は違うでしょう。
やりたいことに夢あふれている人もいれば、
のんびり過ごしたい人もいる。
どんな人生を望んだとしても、
やっぱりそこにはお金は必要。
そして、
お金はあっても、
精神的にも自立していなければ、
幸せを感じることはできません。
FIREは、
早期に仕事を辞めて引退生活というものではなく、
お金に悩むことなく、自分がやりたいことができること。
そんな人生を目指して、
昨日より今日、
今日より明日が、
よりHAPPYになるように、
この本に書かれていることを実践してみようと思います。
(ちなみに、流されているのではなく、自分の頭で考えて自分でそう決めました (^-^;)
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