常識って何だろう。。と考えたくなる本

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ブレイディみかこ 著  新潮社

このインパクトある表紙につられて、

手に取った本。

一見、『漫画かな?』と思わせるような表紙ですが、

漫画ではありません。(笑)

本のタイトルも、

『どういう意味だろう。。。』と、謎めいています。

帯を見ると、

どうやら子どものことが描かれているらしい。

なんだか面白そうな予感。。。

ちなみに実話です。

著者の体験が描かれてます。

しかも、

舞台は英国。

多種多様な人や考え方。

日本では考えられないようなことが、

たくさん出てきます。

驚き、笑い、涙、そして考えさせらる。

一言で言うと、そんな本です。

本から学ぶ

この本には、

いろんな人物が登場します。

もちろん実在の人たちばかり。

校長先生や他の先生たち。

学校の友だちやその保護者。

そして、町の人たち。。。

子どもを取り巻く環境には、

いろんな人たちが関わっています。

それは日本でも同じこと。

でも、

日本という国では経験しないような、

多様性をもつ人たち。

そこで、

子どもはいろんな考え方に触れる。

ときには悩み、

傷つくこともあるけれど、

自分で考える力をつけていく。

子どもは、

親が思う以上に、

関わる人たちの影響をうけていて、

そこからいろんなことを学び、成長している。

子どもの力って、すごい!!

そう感じずにはいられません。。。

そして、

この本に出てくる先生が、

日本の先生とは違う視点で、

子どもだけでなく親もまた、

日本での常識との違いに戸惑いながら、

教育というものを考えさせられる。

これから

これからの社会は、

ますますグローバル化し、

多種多様な人たちが溶け合う社会になっていくでしょう。

子どもたちの環境も同じ。

学校という狭い世界の中でも、

いろんな人たちが関わっている。

親がこれまでの常識にとらわれていたら、

子どもを取り巻く多種多様な価値観を、

受け入れられないかもしれません。

『日本の常識は世界の非常識』

と言われることもあります。

逆もまた然り。

大人の凝り固まった常識を、

飛び越えていくほど子どもの頭は柔軟です。

私たち大人も、

子どもに負けないくらいしなやかに、

自由な発想、受け入れる広さを持ちたいものですね。。。

子育てで大事なこと

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