赤ちゃんの便秘

便秘かな??

赤ちゃんって、

一日に何度もうんちをします。

でも、

なかには毎日出ない赤ちゃんもいます。

また、

今まではよく出ていたのに、

急に出にくくなったりすることも。

赤ちゃんにも便秘ってあるのでしょうか。。。

赤ちゃんの観察

まずは、

赤ちゃんの様子をよく観察してみましょう。

★機嫌はいいか。

★飲み方(哺乳力、食欲)は低下してないか。

★吐いてないか。

★うんちは硬くないか。

機嫌も良く、飲みも良く、吐いてない、うんちも硬くないようなら、

ちょっと様子をみてもいいかもしれませんが、

うんちが出ない、または硬くて、

機嫌が悪く、食欲も落ちているようなら、

便秘ちゃんですので、

うんちを出してあげた方がいいですね。

機嫌も良く、食欲もあるけれど、

うんちが硬い場合も、

そのままにしておくと、

ますます自力で出しづらくなるので、

早めに出してあげた方がいいですね。

もし、

吐いているようなら、

病院を受診して、

お医者さんに診てもらうようにしましょう。

お手伝い

赤ちゃんが、

自力でうんちを出せそうになかったら、

ちょっとお手伝いしてあげましょう。

うんちを出してあげるには、

いろいろ方法があります。

①お腹のマッサージ

②綿棒浣腸

③浣腸

④坐薬

⑤飲み薬 など。

お家でできるのは、①②の方法。

③~⑤は、病院を受診して、

お医者さんに相談してみましょう。

お腹のマッサージ

マッサージをするときは、

大陽の走行に沿ってマッサージします。

よく言う『のの字のマッサージ』です。

おへそを中心に、

『の』の字を書くようにマッサージ。

オムツをかえるときや、

お風呂上りなど、

スキンシップも兼ねてマッサージするのもいいかもしれません。

綿棒浣腸

綿棒の先に、

ベビーオイルやオリーブオイルなどの潤滑油をつけて、

綿の部分が隠れるくらい肛門から差し込みます。

軽く回したり、

上下にコチョコチョと動かしたりして、

腸を刺激してあげます。

このとき、

綿棒の軸がやわらかすぎると、

動かしているつもりでも、

軸だけがしなって、

肝心な肛門の中の綿の部分は動いてないこともあるので、

ある程度しっかりした軸の綿棒を選んだほうがいいかもしれません。

浣腸

市販でも、浣腸液は売ってありますが、

初めての時は、

お医者さんに相談してみましょう。

赤ちゃんの体重や月齢によって、

浣腸液の量が異なるので、

お子さんに合った量を教えてもらい、

慣れてきたら、

市販の浣腸液でもいいかもしれません。

坐薬、飲み薬

マッサージや綿棒浣腸でも便秘が改善しないようなら、

かかりつけの小児科で、

お薬の相談をしてみるのもいいかもしれません。

食べ物

大人の便秘なら、

食べ物を見直すことで、

便秘対策になることがあります。

赤ちゃんはどうでしょう。。。。

便の構成成分には脂肪分が多く含まれているので、

適度な脂肪分の摂取も大事です。

母乳栄養の赤ちゃんの場合、

一回の授乳の初めの母乳より、

後のほうの母乳のほうが脂肪分が多く含まれています。

なので、

飲んでる途中で飲むのをやめさせるのではなく、

赤ちゃんがしっかり飲み切るまで飲ませることで、

脂肪分を多く摂取でき、

便秘の改善につながることもあります。

脂肪分をとることで、

体重増加にもつながりますね。

また、

離乳食が始まっている赤ちゃんなら、

食物繊維の多いもの(穀類、芋類、根菜類など)や、

水分をしっかり摂ることも便秘予防につながります。

成長とともに

赤ちゃんは、

日々成長しています。

成長とともに、

動きも活発になり、

腹筋も強くなる。

便秘だった赤ちゃんが、

成長とともに快便になることもあれば、

逆に、

快便だった赤ちゃんが、

離乳食の開始などをきっかけに便秘になることも。

一人一人顔が違うように、

うんちの出かたも人それぞれ。

赤ちゃんの排便のペースを知り、

機嫌や食欲、うんちの状態などを見ながら、

赤ちゃんがニコニコ笑顔で過ごせるように、

つきあっていきましょう。。。。

(参考文献:子ども外来ケア 伊藤舞美 著 へるす出版)

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