赤ちゃんの嘔吐(ミルクをよく吐く。。。)

元気だけど。。

子育てをする中で、

授乳中によくある心配の一つが、

『ミルク(または母乳)を吐いてしまう』

ということ。

病気なのか、そうでないのか。

病院に行くべきか、様子観察でいいのか。

吐かなくするにはどうしたらいいのか。

そもそもどうして吐くの?

赤ちゃんの様子がぐったりしてるようなら、

まよわず病院を受診するところですが、

赤ちゃんはいつもと変わらず元気だし。。。

いろんな疑問がわいてきます。

まずは観察

心配なことがあれば、

まずは赤ちゃんの様子をしっかり観察してみましょう。

機嫌はいいか。

飲み方はいつも通りか。

うんちはしっかり出ているか。

うんちの状態はどうか。

血便はないか。

お熱はないか。

『吐く』こと以外に気になる症状はないか。

など、

いつもと違う様子があれば、

病院を受診してみるのがいいかもしれません。

また、

赤ちゃんは元気そうだけど、

吐いてばかりで、

体重があまり増えないような場合も、

一度病院で相談してみるのもいいでしょう。

なぜ吐くの?

診察を受けて、

特に問題がないようだったら、

ひとまず安心ですね。

病的な原因以外にも、

赤ちゃんがミルク(または母乳)を吐く原因は、

いろいろ考えられます。

・飲む量が多すぎる。

・飲んだあとのゲップが十分出なかった。

・空気も一緒にたくさん飲んでる。

などなど。。。

赤ちゃんの食欲にまかせて飲ませると、

ついつい赤ちゃんの許容量以上に飲ませてしまうことがあります。

特に哺乳瓶の場合、

ついつい飲みすぎちゃうことがあるかもしれませんね。

飲んだ後のゲップは、

赤ちゃんにとっては大事な事。

ゲップが不十分だと、

飲み込んだ空気を出そうとして、

結果ミルクや母乳を吐いてしまうことになります。

大人からすると、

空気を飲むって、

あまりピンとこないかもしれませんが、

赤ちゃんって、

いろんな要因でミルクや母乳と一緒に空気を飲んでるんです。

例えば、

母乳の場合、

お母さんの胸がカチカチに張っていたら、

赤ちゃんの口が密着できずに、

脇から一緒に空気が入っちゃう。

パンパンに張った風船に、開いた口をあてても密着しにくいけど、

少し空気の抜けたふんわり風船だとしっかり密着できるイメージですね。

哺乳瓶の場合、

哺乳瓶の角度が横に近いと、

空気も一緒に飲んじゃったりします。

また、

ミルクを作る際に、

泡がたくさんできてると、

これも空気を飲んじゃう要因になります。

赤ちゃん側の原因としては、

あわてんぼうさんで、

焦って飲む赤ちゃんは、

空気も一緒に飲んじゃうことがあります。

あわてんぼうさんじゃなくても、

空腹の限界で、

焦って必死に飲む場合もありますので、

できれば、

空腹ギリギリまで我慢させず、

『そろそろお腹すいてきたみたいね』って、

ちょっと余裕のあるタイミングで飲ませてあげたらいいかもしれませんね。(笑)

試行錯誤

赤ちゃんがミルクや母乳を吐く原因はさまざま。

病的なことが原因でなければ、

あとは個人差があり、

赤ちゃんの数だけ原因が考えられます。

お母さん、お父さんの心配をなくすためにも、

赤ちゃんの身体のためにも、

気になることがあれば、

信頼できるかかりつけの先生にしっかり相談してください。

そのうえで、

考えられる対処法をいろいろ試してみるのがいいでしょう。

基本は、

赤ちゃんに合った量を、

落ち着いた雰囲気で、

余裕を持ったタイミングで、

授乳する。

母乳なら、お母さん側もガチガチに張る前に余裕もって。

ミルクなら、慌てず焦らず丁寧に準備を。

あとは、しっかりゲップを出してあげてください。

授乳には直接関係ありませんが、

うんちが出てない(出が少ない)と、

それだけで、

吐く原因になったりします。

うんちはしっかり出してあげましょう。

便秘だなと思ったら、

マッサージや、綿棒浣腸をしてみたり、

それでも出ないようなら、

かかりつけの小児科へ相談してみましょう。

やってみたけど。。。

『いろいろやってみるけど、どれもダメ』

そんなこともあるかもしれません。

考えられることはいくつかあっても、

はっきり答えが出にくいのが子育てでもあります。

いろいろ試していくうちに、

ふと答えが見つかったり、

答えがみつからないまま、問題そのものが解決していたり。

そういうなんだかモヤモヤしたまま月日が流れていくのも子育てです。

ジタバタしながら、

悩みながら、

モヤモヤしながら、

終わったと思うと

日々新しい問題がやって来る。

完璧な親はこの世にいません。

親になってまだ数か月?

いやいや二人目、三人目?

それでもこの赤ちゃんの親になったのはつい最近だとしたら、

まだまだ親業フレッシャーズ。

赤ちゃんと一緒に成長していけばいいのです。

ジタバタ子育ての毎日を、

20年後、30年後、きっと懐かしく思うでしょう。。。

ゲップ

『ゲップを出す』って、

簡単に言うけれど、

出ない子はなかなか出ないものですよね。

背中をさすっても、

トントンしても、

全くでない。

そんな赤ちゃんもいます。

ゲップが出なくても、

そのあと吐かなければ特に心配ないでしょうが、

ゲップは出ないし、

そのあと必ず吐くし。。。

が、一番困るのでしょう。

どうやってもゲップが出ないときは、

しばらく抱っこしておくか、

上半身を少し起こすような感じにしておきましょう。

ゲップが出なかったときは、

赤ちゃんの様子をしっかり観察しておくことも大事ですね。

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