離れて住む家族

コミュニケーション

子どもが成長し、

進学や就職、結婚など、

人生の節目を迎えるたびに、

家族のあり方も変化していきます。

なかには、

ず~っと同居という家族もあるかもしれませんが、

多くの場合、

どこかのタイミングで、

子どもは家を出て行ってしまうでしょう。

『別居はしているけれど近くに住んでいる』

という場合もありますね。

離れて住む家族がいるとき、

みなさんはどういうコミュニケーションをとっていますか?

今はほとんどの人がスマホを持っている時代。

おそらく、

LINEというツールを使って、

文字や電話でのコミュニケーションをとっている人が大半かな。。。

ビデオをONにして、

お互いの顔を見ながら話せるのも嬉しい機能ですよね。

私はデジタルツールには疎いので、

若い人たちの今どきのツールはよくわかりませんが、

今はもっと便利なものが他にあるのでしょうか。。。

あったら是非教えて下さ~い。(笑)

当たり前

私の場合は、

離れて住む家族とは、

スマホのLINEばかりです。

普段は文字を送り、

長くなりそうだったり、

話したいときはLINE電話。

すぐに相手の反応がなかったとしても、

しばらくすると返事があります。

そんな連絡のとり方が当たり前になっていました。

文字で送って返事がなくても、

『既読』になることで、

見てくれたという確認と、

元気かどうかはさておき、

とりあえず、

無事だという安心感。

そんな日常に慣れてしまっていました。

ところが!!

どうして?

こんな世の中、

いつ体調崩すかわからないご時世。

数日前の連絡を最後に、

家族のひとりが、

LINEの『既読』がつかなくなったではありませんか!!

今までなら、

「忙しいんだろうな~」と、

のんびり構えていられたけれど、

いつ感染してもおかしくない環境でのこの状態。

焦りました。。。

急に不安になりました。。。

こんな時って、

人の思考回路は、

悪い方に悪い方に想像が膨らんでいくんですね~。。。

『え?もしかして、倒れてる?』

『入院とか?』

『事件に巻き込まれた?』などなど。。。

文字では待てないので、

LINE電話をしてみるもつながらず。。。

LINEがダメなら、、と、

普通の電話をかけるもつながらず。。。

他の家族にLINEしてみると、

「そういえば、私が送った5日前のLINEも既読になってな~い」という返事。

え~!!!

ますます焦る私。

こんな時、

みなさんはどうしますか?

本人びっくり

結局、

恥ずかしながら、

職場に電話をかけてしまいました。。。

お仕事中ごめんなさい。。。

そして、職場の皆様、ごめんなさい。。。

「え?そんなことで電話してきたの??」と、

本人はケロッとしておりました。(苦笑)

スマホの調子が悪いのかなって、

一瞬頭をよぎりましたが、

『スマホですぐに連絡が取れる』

という状態が当たり前の今、

その当たり前の状態がくずれたとき、

想像以上の不安に襲われました。

自分が若いころは、

スマホなんて無かったし、

いつでもどこでも連絡がすぐ取れるなんて、

夢のような話だったのに、

今はそれが当たり前。

当たり前に慣れるって、怖いな~。。。

あらためて思う

離れた家族の安否確認や、

お互いの連絡方法を、

みなさんは考えていますか?

今は、固定電話も少なくなり、

スマホが使えなくなると、

連絡が取れなくなってしまう。

ご近所づきあいも深いわけではなく、

いざというときの相手の様子を知るすべがない。

特に、

一人暮らしをしている家族と、

どういうふうに連絡をつければいいのでしょう。。。

もし、

信頼できる友人や、職場の人、あるいはお隣さんなど、

誰か一人でも様子を見てくれる人がいて、

その人と連絡が取れる関係なら、

離れた家族としては

安心できるかもしれません。

人間関係が希薄になってきた昨今、

そして、

簡単に他人を騙したり傷つけたりする今の世の中、

他人を信じることが難しく感じることもあります。

でも、

そんな世の中だからこそ、

日本人が古くから大事にしてきた『和』の精神で、

みんが協力し合える社会になったらいいなと思います。

また、

技術も進んで便利なツールがたくさん開発されているようです。

古くからの智慧と、新しい技術を上手に利用しながら、

賢く生きていきたいものです。

そして、

日頃から、

家族とのコミュニケーションをしっかりとって

何かあった時の連絡方法を、

確認しておくのも大事なことですね。

 

おまけの豆知識

災害時などは、

『伝言ダイヤル』(171)という手段もあり、

被災した時など、自分の安否を伝えるのに役立ちます。

『伝言ダイヤル』の利用方法は、

①メッセージを残すには、

・「171」をダイヤル

・「1」録音を選ぶ

・ 自分(被災地)の電話番号(固定電話)をダイヤル

・ メッセージを録音 

②メッセージを聞くには、

・「171」をダイヤル

・「2」再生を選ぶ

・ 被災地の方の電話番号(固定電話)をダイヤル

・ メッセージの再生

また、

携帯電話会社の『災害用伝言板』や、

『災害用伝言板アプリ』

もあります。

いろんなツールがあるようですので、

自分に合った方法をみつけておくのもいいかもしれません。

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