トイレトレーニング
2~3歳ころになると、
おむつからパンツへ、
トイレトレーニングが始まります。
お母さんたちを悩ませる子育て課題のひとつですね。
子どもの立場からすると、
今まで優しかったお母さんが、
初めて、
厳しくなったり怖くなったりするときでもあります。
子どもがトイレに座って排泄をしている間、
じ~っと見ていたくなる気持ちはわかりますが、
そこはちょっと我慢。。。
子どもが大人になった時、
『何かしている時に、
見られると緊張してできなくなってしまう』
というふうになってしまうこともあります。
お母さんは真剣な顔で子どもを見つめる(見守る)よりも、
にこにこ笑顔で、
「よくやったね!」って言ってあげましょう。
うまく排泄できなくても、
トイレに座れたことがGOOD。
そういう言葉がけで、
やがて、
『何でもやってみよう!してみよう!』と、
失敗を恐れずチャレンジできるようになるのです。
もしトイレに座れなかったとしても、
チャレンジしようとしたことがすごい事です。
出来たときだけ褒めるのではなく、
やろうとしたその気持ちを、
お母さん自身が喜ぶ。
お母さんが笑顔で一緒に喜んでくれて、
認めてくれて、
いったん自信がつけば、
あとは子ども自身がぐんぐんやる気を出してきます。
失敗しても怒られず、
お母さんが見守って応援してくれる。
子どもにとって、
こんなに心強いことはないでしょう。
『早くオムツがとれてほしい』
そう思うのは、母親誰もがみな同じ。
同じ月齢の子がパンツになってると、
焦る気持ちもわかります。
入園前になんとかオムツをはずしたい。。。
そんな気持ちもあるでしょう。
でも、
なるようにしかなりません。
お母さんの焦る気持ちは必ず子どもに伝わります。
そして、
焦れば焦るほど、子どもは嫌がり空回り。
ゆったりどっしり構えて、
『オムツしたまま大人になってる人はいないし、
そのうちとれるだろう。。。』
ぐらいな楽観的な発想でちょうどいいのかもしれませんね。
親も忍耐
ついつい親のペースで進めてしまうトイレトレーニング。
この時期の子どもは、
『子どものペースでやらせて待つこと』が大切。
他人の言葉やネットの情報に振り回されず、
子どもができたら一緒に喜ぶ。
そうやって、
何度も何度も繰り返すこと。
必ずできるようになると信じること。
身体の調子や、場所、時間など、
いろんな要素がからんで、
トイレでできるようになります。
子どもも頑張りますが、
親も忍耐力をつける学びだと思って、
親子で一緒に楽しんでいきましょう!!
おまけ
オムツがはずれパンツになると、
それはそれで次なる悩みもやってきます。
『どこに行ってもトイレを探す問題』。。。
パンツになったからといって、
大人のように排泄を我慢することができません。
外出先で、
『うんち~!』『おしっこ~!』。。。
そこからトイレを探し始めても間に合わない。。。
ジャー。。。と、悲惨なことになりかねません。
パンツになってからのお出かけは、
常にトイレを意識することに。。。
目的地に着いたら、
いや、
移動の途中でさえも、
どこにトイレがあるかをチェックです。
そして思うのです。
オムツの頃が楽だった。。。。と。(笑)
さらに、
ときとして、
「今日はオムツはいとこうか。。」などと、
今までの苦労を忘れたかのように、
親の都合でおむつをはかせられる子ども。。。
大人ってなんて勝手な生き物でしょう。。。
大人も子どもも、
そんなもんです。
立派なことを言ってる大人も、
子育てしている親も、
成長している子どもたちも、
完璧なんてありえない。
不完全なところがあるから面白い。
足りないところを補い合って、
笑顔で毎日過ごしましょう!!
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